センター概要案内

臨床研究開発支援センターのご紹介

臨床研究の推進による新しい医療の開発

センターの概要・役割

臨床研究開発支援センターは、臨床試験管理センターから改名し、2016年9月にリニューアルオープンいたしました。当センターは、従来からの治験、臨床試験の管理業務に加え、名古屋市立大学における臨床研究の計画立案からその実施、データ処理、論文化、そして実臨床への応用につなぐといった一連の研究開発・支援を行います。また、基礎医学と臨床を結びつけるトランスレーショナルリサーチの支援も行います。そして「研究する病院」という名古屋市立大学病院の目標のもと、名古屋市立大学から質の高い臨床研究が世界に発信されるため、その中心となる組織としての役割を果たすことが求められています。

センターの業務案内

1.臨床研究コンサルテーション
臨床研究計画の立案、プロトコール作成に研究者とともに関わり、事前審査会議等を通じて研究の実施に向けての支援業務を行います。
2.臨床研究実施支援
臨床研究コーディネーター(CRC)を中心に、治験、臨床研究の実施を支援し、また学内他部門とのコーディネート等も行い、研究者をサポートします。
3.臨床データ管理
データセンターと協同し、研究データの記録、品質管理を行い、データの統計処理の支援も行います。
4.倫理審査委員会(IRB)事務局
医学系研究倫理審査委員会(IRB)事務局として、治験、臨床研究の受付にはじまり、IRBの開催、IRBにおける審査、承認、書類発行に至る一連のIRB事務局業務を行います。
5.事務・管理業務
治験、製造販売後調査等の文書管理をはじめとした庶務、経理や、契約書類作成などの業務を行います。
6.臨床研究の教育・啓発活動
臨床研究に関するセミナー等を開催し、研究者、コメディカルへの教育を通じて、臨床研究の普及、啓発を行います。また、市民公開講座の開催などを通して、患者さんや一般の方に対する治験、臨床研究の啓発活動を行います。